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朝食 2
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食後にコーヒーまで入れて貰って、俺はのんびりとソファーで寛いでいる。
ってか、課長、俺ん家のキッキンを完璧に使いこなしてやがりますね。
「あ、片付けは俺がやるんで課長も座ってください。」
皿を片そうとしている課長に声を掛ける。
「うん、分かった。」
コーヒーの入った湯気の立つカップを持った課長が俺の隣にとんっと腰を下ろす。
近づく距離に少し緊張する。
いつものスーツにビシッと髪を固めた姿とは違って、俺のジャージにまだ少し寝癖の残ったその姿はなんだか無防備で襲いたくなるような危うさがある。
「どーした?」
俺の視線に気づいた課長が、ちらりとこっちを見る。
「もの欲しそうな顔してる。俺が欲しい?」
「い?!」
課長の台詞にびっくりして思わずコーヒーを吹き出しそうになる。
コーヒー、変なとこ入った。
ゲホゲホと咽せてると課長がくくっと笑いながら、背中をさすってくれる。
「本当にエッチなこと好きなんだな。」
「いや、その、えっとー。」
不意にぽんっと頭に手を置かれる。
「いいぜ。またシても。今夜、な。」
えええっー!!!
いいんですか?!
本当ですか?
何が起こってるのか分からず、頭が混乱状態。
だけど、俺の体は期待に満ちててさっそく股間が疼いてくる。
「とりあえず、まずは諸々の片付けかな。」
コーヒーを飲み終えた課長が立ち上がる。
俺は、もうコーヒーの味なんか分かりゃしないくらいに動揺してたので一気に残りを胃に流し込んだ。
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