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呼び出し。
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「えっと、あなたは?」
「いいから。黙ってついてきてくれるかな?」
ニコニコとは表面上しているけど、怒りを隠しきれないような感じだった。
面倒なことになる前に大人しく従っておこうと判断。
「分かりました。」
こうして僕は渋々ついていくことになった。
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「あの、ここは?」
薄暗く少しほこりっぽさのある倉庫へと連れ込まれた。
中に入ると、複数人いてなんだかいい雰囲気ではない。
「ここは旧体育館倉庫。なんで呼ばれたか、わかる?」
リーダーぽい感じの子が話し出す。ネクタイの色的に2年生だと思われる。
「いえ、なんのことだか……」
「とぼけないで!!あんなに副会長様と近づくなんて!しかも、名前呼び!あんたみたいなもさいブサイクが許されるはずがないの!」
僕は食堂の時の憎悪の視線を思い出した。
「そんな軽率なあんたが、これ以上副会長様に近づけないように無様に、汚く、穢れて、一生人に顔向けできないくらいのことをいまからされるの。それもこれも自分の行動がいかに愚かだったかというのが分かると思うよ」
その子は不敵に不気味に笑う。
背筋に冷や汗が垂れた。
「じゃあ、あんた達。このブサイクのこと思いっきりやっちゃっていいから。」
「いいんすかぁ?まぁ、金ももらってるわけだし、気持ちいいこともできるから、こっちにとってはいいことづくしなんだけどなぁ」
「何でもしていいから〜あとはよろしくね」
リーダーの子はそう言ってここを立ち去った。
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