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思い出すのは思い出したくない過去ばかり
ー汚らわしいー
ーオメガでアルビノ性奴隷にはピッタリじゃないかー
ー金になるぞー
鈴羅『やめて、触らないで』
怯える僕を見て笑う大人に汚物を見るような目を向ける大人
でも、僕は自分を守らなきゃいけない……
昴「どうした?」
ポンと肩を叩かれハッとする
鈴羅「瑠玖を怒らせた」
こいつの前では冷静でいられるいつもの僕だ
昴「君が〜?何したの?」
鈴羅「抱けと言ったら勝手に怒っただけだ」
昴「ふーん」
鈴羅「もう、ここを出ていきたい。うんざりだ」
ここから離れよう
知ってはいけないことを知りそうだ
昴「いいよ」
僕に手を差し伸べるこいつは嬉しそうに笑った
こいつにとって僕は邪魔だったんだろう
昴「ついておいでよー」
昴の後をついて行く裏道を辿り大きな庭の細い道を歩くと小さな小屋があった
鈴羅「ここは?」
昴の様子がおかしい
昴「俺ね君が邪魔なの。まだ、会って短期間だけど君は瑠玖に気に入られてる。なんか、面白くないんだ」
昴の瞳は凄く怒っていた
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