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人間ってなんて脆いんだろうと考えていると昴の引いたナイフは僕に向いていた
僕に刺さるまでがまるでスローモーションに見え、これが死ぬという感覚なんだなと思った。
その後はもう一瞬に僕の胸を貫いていた
昴「お前がいなければいいんだ……」
薄れる意識の中騒がしい外に瑠玖の怒鳴り声いろんなものが混じっている
ボーと古びた天井を見る
視界に飛び込む瑠玖はとても焦っていて面白い
瑠玖「はやく!医者をよべ!」
会って時間も経ってないのに僕を何も知らないのに
でも、今まで会った中で1番暖かい人間だ
瑠玖「まだ、目を閉じるな!」
僕はすごく眠いんだ
やっと悪夢から解放される
瑠玖に手を伸ばし頬に触れる
鈴羅「は、じめまして…僕は鈴羅……」
普通の人間が友達を作る方法だと1回だけ本で読んだ。
最後に1回だけ言ってみたかった
自分を出したかった
泣かないで瑠玖
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