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その夜は城にいる兄弟みんなで寝た。陛下たちも一緒に寝たがっていたが執務が残っていたので寝れなかった(陛下大号泣)。起きたら大きなテーブルが用意してあってそこに今城にいる王族の人数分の料理が用意してあった。
・・・よく物音たてずに用意できたなぁ(王族は少しの物音でも起きるようになっている)
そんなことを思っていると俺が起き上がる気配と布団の音で兄さんと姉さんが起きたと同時に陛下と母様が部屋に入ってきてそれも勢いよく入ってきたので扉から嫌な音がした。
「おはよう我が愛しい子供たち!」
「陛下・・・」
「お父さんって呼んで!!」
「えぇ・・・」
「もう、15を過ぎたら陛下って呼ぶのが決まりでしょうが。子供たちを困らせないでくださいな」
「むぅ・・・そんな決まり事誰が決めたんだよぅ・・・」
「駄々をこねないで下さいこの国が建国された時からですもの」
「お母さんは厳しい・・・」
「陛下。王妃と呼んでください」
気付けばいつもの言い合いを始める両親たちを横目に俺たちは顔を洗ったりした後に席に着いた。その頃には二人の言い合いも終わっており一緒に席に着きに来た。そして皆手を合わせて祈りを捧げると陛下の「食べようか」という一言で食事が始まった。楽しく話しながら食べているとあっという間だ。そして食べ終わるとすぐに必要な物をもって外へ出た。
「______・・・じゃあ気をつけてねライアート、ハルシャ、ナミハージュ。絶対休みには帰ってくるんだよ?」
「分かったよ」
「陛下たちも身体などに気を付けて下さいね」
「行ってきます」
さぁ、めんどくさそう(大変そう)な学校生活の始まりだ。
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