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番外編③
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あれからお互いに連絡を取るようになった
俺と友希さんでは高校生と大学生と言う壁がある
歳上には敬語を使うのが一般常識だから、敬語を使い『友希さん』と呼んだ
しかし、友希さんは気に入らないらしく、敬語は使わないでくれと言ってきた
しかも、呼び捨てにしろとまで言ってきた
そして、ある日 一通のメールが来ていた
≪明日、空いてる?
俺は暇なんだけどさ、良かったら遊びに行かない?
ついでに買い物もしたいんだけど一緒にどう?≫
誘いのメールを読み、どう返信を返そうか困ったが今の気持ちを伝えた
≪いいんですか!!?
行きたいです!!!≫
俺は返信を送るとすぐに返って来た
友希さんは日程を送ってくれた
そして今週の休日に出かけることになった
そしてその日が来てしまった
待ち合わせの時間まであと3時間
10時に駅で待ち合わせをしていたが、駅には20分早く来てしまった
するとすぐに友希さんは来た
「早いですね?」
「お互い様だけどね!
まず、俺より先に晶がついてたじゃん!」
「そうだね」
俺はぎこちなく話した
「そんなにかしこまらないで良いよ!
学校の友達と話すくらい気楽でいいから」
「わかりました」
「また敬語になってる」
「あっ!!」
「まぁ、最初はしょうがないよ!
徐々にで良いから!
そして、俺の事は呼び捨てにしてね
そうしないと・・・・どうなるか分からないよ!!!」
「わ、分かった」
俺は友希・・さんの笑顔がブラックになっていることには気づかなかった
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