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郵便物
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毎日、家事をして昼に燈を寝せてと生活している
そして昼過ぎに一通の郵便物が届いた
宛名は俺で来ていた
中を開けると、女児妊娠者宛てで配られていた
内容は検診に来てもらいたいとの事だった
検診は3日かかるらしく入院してもらうこと
入院費は国の支払いであること
女児を連れてくること
女児も検診を受ける事
しかも送迎の日時も記載されていた
最後には、また妊活をしてもらいたいと書かれてあった
この内容を見て俺は泣いてしまった
いくら国のためと言ってもこの内容は酷過ぎる
多分、この手紙が配られた親なら分かるはずだ
俺はすぐにバックに燈の荷物と自分の荷物を入れてポストに家の鍵を入れて燈と家を出た
家族にはばれないように手紙を持って・・・
一番、帰りが早い燐と恋には鍵はポストの中とだけ連絡を入れておいた
その後はスマホの電源を切った
近くにいたタクシーに乗り、龍弥君と誠二さんの家に向かった
その2人の家に行って、少し話をしようと思った
龍弥君と誠二さんの自宅に着くとすぐに通された
「晶さん、どうしたの?」
「少し、話したくて・・・」
龍弥君は自分の部屋へと連れて行ってくれた
「俺と燈の事なんだけど、少しの間逃げることにしたんだ
だからともがなんか聞きに来たら知らないって言ってくれない?
家族を巻き込みたくないんだ・・・」
俺は手紙を見せた
龍弥君は言葉を失った・・・
話を終えてから、俺は燈を抱っこして遠くへと逃げた
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