アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
信じること。9
-
颯斗さんが…俺の…恋人
颯斗さんは、俺のモノ…
「…っ!」
だめだ。いろんなこと想像しただけで堪らない。
颯斗さんが帰るときもう少し引き留めてたら泊ってくれたのかなとか今更考えても仕方のないことだし、何よりそんなことして嫌われたくはない。
いつの間に俺はこんなにも欲張りになってしまったんだろうか。
千晴と付き合ってる時はここまで酷くなかったはずなんだけどな。
それに明日の夜颯斗さんの家に行く約束をしてくれたし、今の時期仕事が大変なことくらい十分理解している。
それでもやっぱり、早く会いたい。
明日が待ち遠しい…。
ーーその夜夢を見た。
颯斗さんと二人で笑い合っている夢だった。
夢だから温もりや冷たさなんて感じないはずなのにとても暖かかくて穏やかなものだった。
幸せで、ずっと続いてほしい願うほどに。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
105 / 136