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番外編 2
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「幸せそうな顔してるとこ申し訳ないがさっき渡したやつ、出来れば今日中にまとめ終えてくれ。」
"出来れば"なんてつけても俺に拒否権ないのは分かってんだぞ。部長め。
絶対定時までに終わらせてやるからな。
残業代欲しくないって言ったら嘘になるけど、それよりも颯斗さんが優先だ。
「分かりました。出来上がり次第部長のパソコンの方にデータ送っておきますね。」
「あぁ。よろしく頼むよ。」
その後本気を出した俺は定時を少しオーバーしたが無事に仕事を終わらせた。
ちなみに部長には「何かのために頑張る棚木を初めて見た気がする。」と言われてしまった。
部長の持ってる普段の俺のイメージってなんなんだろうか。
その後颯斗さんと合流して、一緒に晩御飯の買い出しに向かった。
「棚木くん何食べたい?」
「んー。なんかこうガッツリお腹にたまる物食べたい。」
「じゃあ、ビビンバ丼とかは?」
「うまそう!それがいい!」
メニューが決まったら必要なものを買って2人でまったり夜道を歩きながら帰った。
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