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誰にも渡さない 【るぅころ】
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るぅとside
僕は、ころちゃんがいるであろう場所に全速力で走る
一応、なーくん達には連絡を入れて1人で動くなって言われたけどそんなの聞いてられるわけない。
る「ころちゃん…!!はぁ、はぁ、」
グー〇ルマップを見ながら男が言っていた場所に向かう
罠かもしれないし危険なこともわかってるけど
それでも、ころちゃんの方がもっと怖い思いしてるから!!!!
ひたすらに走り続け、やっとついた
少し息を整えていると、廃屋の中から、探し求めていた人の甘い声が聞こえてきた
る「っ!?あいつらっ!!!!」
頭に血が上り、僕は息が整う前に扉を壊さんばかりにぶち開けた。
中にはブッサイクな男が3人、のうちの1人は汚らわしいモノを出して、
ころちゃんは浴衣を脱がされ、裸のまま床に倒れていた。
モブ1「お、君がころん君の彼氏さん?ww
意外と可愛い顔してんじゃ…ぐえっ?!」
なにか喋ってたようだけど、無視して腹に1発蹴りをお見舞する。
る「ってめぇら絶対に許さない!!!!!!」
浴衣なのも忘れて、僕は男達に飛びかかる
モブ2「あぶね!?」
モブ3「くそがっ!!人数が多い方が有利なんだよ!!!!」
る「がっ?!あ"っ、っは」
僕はお腹を蹴られ、地面に倒れ込む。
こ「っ、るぅと君!!!!!!」
そのまま、男達は僕の体を痛めつけようと近付いてきた
る「あ"っ、はぁっ…!!」
間一髪、攻撃はよけれたものの、正直僕の体力は限界をとうに越していて立てるのが精一杯で…
やばい、と思った瞬間、男達が吹っ飛んだ。
な「っ、一人で行動するなって言ったでしょ!!るぅと君!!!!」
さ「ったく、世話をかけさせやがって」
ジ「お前ら、覚悟決めえや」
り「るぅと君!!!!ころちゃんも大丈夫!!?」
る「みんな…!!」
なーくん達はあっという間に男達をぼっこぼこにしてそのへんの縄で縛っていた。
莉犬はころちゃんの縄を解き浴衣を着せる。
僕は男達をなーくん達に任せて莉犬ところちゃんのところに行く
ころちゃんは僕に気付くと泣きそうな顔で、抱きついてきた。
こ「ごめ…僕のせいでるぅと君が…」
る「ころちゃんのせいじゃない!!!」
僕はつい声を荒らげてしまったけど、ころちゃんはまだ泣きそうな顔をしていて、どうしようと思ってたら
り「るぅと君、取り敢えず帰った方がいいんじゃない?
あいつらは俺達がなんとかしとくからさ。傷癒してあげなよ。」
と、莉犬が言ってきた。
なーくん達の方を見ると、いいよって口パクで言ってくれてて、僕もありがとうって口パクで伝えた。
る「ころちゃん、歩ける?」
こ「ちょっと、無理かも…」
むむむ……僕も意外とキツいけどころちゃんぐらいならおんぶっていけるかな…?
数秒悩んだが、ころちゃん見た目より全然軽いから大丈夫だろうと結論に至り、おんぶの姿勢を取る。
る「じゃあ、僕の家まで行こっか。乗って。」
すると案外素直に乗って来てくれて、僕は少しふらつきながらも、外に向かう。
途中、なーくんたちに小声でもう一度ありがとうと伝えた。
ほんといい仲間を持ったと思う。
ふらふらしながら表通りまで出たのはいいけどやっぱり限界だったのでタクシー拾って帰ったのはここだけの秘密
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