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「晩御飯とお風呂の支度は用意出来て
いるので何か用があれば言ってください」
そう言って一礼するとそそくさと
渡り廊下に出ていった
~
先に風呂に入ろうと制服を脱ぐ
俺専用にと作られたこの風呂は
相変わらず広すぎて落ち着かない
だが、風呂は気持ちがいい
のぼせない程度に風呂を出て
着物に手を通す
髪は後で乾かそうと放っておく
夕食を食べるとまだ暖かった
食べ終わり空を眺める
前までは哀しかったのに
今ではこの当たり前に慣れてしまった
慣れとは怖いものだなとつくづく思う
何もすることが無いから
寝る準備がされている寝室に行き、
寝ようとするが寝られない
「はぁ……」
やはり寝るのは辞めて
木城に本を何冊か持ってこさせ
読む事にした
本を読むのが比較的早い俺は
すぐに読み終えてしまった
(この本…必要ないから、
圭介にでもやろうかな)
今度こそ寝ようと髪を乾かすことも忘れて
布団に入り夜を明かした
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