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るぅころ〜もっと頼って良いですよ?〜 3
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るぅとside
ピーンポーン…
ころちゃんの家のチャイムを鳴らす。駅から走って来たせいで、汗が流れる。
反応が無いので、何回もチャイムを鳴らす。でも、反応が無いので、倒れているのではないかと
心配になり、前もらっていた合鍵で扉を開けた。
ころちゃんは、倒れている訳ではなく、普通にベッドで眠っていた。でも、息が荒いし、
顔も赤いし、熱が高いことはすぐ分かった。
ころちゃんのことだから、何も食べてないのだろう、だから薬も飲んでないのだろう、と思い、
キッチンを借りて雑炊を作ることにした。
完成したので、とりあえずテーブルに持っていく。ころちゃんは、ベッドの上でうなされていた。
「ころちゃん。起きて」
「ん…るぅと、くん?」
「そうですよ。雑炊作ったので、食べれるだけ食べてください」
「分かった…」
と、ベッドから出てきた。
「え!?僕が食べさせてあげますから、別にベッドでも良いですよ!」
「別に、だいじょ…」
と言いながら、倒れそうになる。僕はぎりぎりのところでころちゃんを支えた。
「もう!危ないですから、ベッドで待っててください!」
「…」
ころちゃんは諦めたのか、ふらふらしながらベッドに潜る。
「はい、ころちゃん、あ〜ん」
雑炊を持ってくると、ころちゃんは1人で食べようとしたけど結局だめだったので、
僕が食べさせることになった。
ころちゃんは大人しく、口を開く。
「美味しい、ですか…?」
僕がおそるおそる聞くと、こくんと縦に首を降った。か、可愛い…
ころちゃんは半分くらい食べて、いらないと言ったので、薬を持ってきた。すると、
「薬、やだ…」
「そんな可愛いこと言ってもだめです!風邪、治りませんよ?」
「じゃあ、飲ませて」
…え?
「ころちゃん…飲ませる、とは…?」
「口、移し」
え、えええええ!?
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