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うらさか〜お前の隣が、良いんだよ〜
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うらたside
「……!!……たさん!!…うらたさん!!」
何だよ。誰だよ。こんな朝から…
まぁ、朝からこんなにうるさいやつ、1人しか居ないのだが。
というか、他の奴だったら、通報する。
「あ!うらたさん、やっと起きましたね!」
俺と同棲している、恋人の坂田だ。
「…るせぇなぁ…坂田…」
「なっ!?今日、浦島坂田船で打ち合わせじゃないですかー!だから起こした…んっ!?」
手を使うのもめんどくさいので、キスをして口を塞ぐ。
「なっ…な、な、朝から、何、を……」
口を離すと、手の甲で口を抑えながら、真っ赤な顔で坂田は俺を見据える。
「んー…手ぇ使うの、めんどかっただけ」
「な…!!」
「…なに、恥ずかしいの?」
「〜〜〜っもう朝ごはんできてるので、早く来てくださいよ!!」
そう言いながら部屋を出ていく坂田の顔は、耳まで真っ赤になっていた。
「ふふ…かーわい、俺の彼女」
自分の口から漏れ出した本音に驚きつつ、朝の支度をする。
「うらたさぁ〜ん、まだですかぁ〜?」
遠くの方で、坂田の声がする。
「はいはい、今行きますよー…っと…」
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