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両片思いと化粧 Byコジアブ
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シリアスかな、シリアルかな、それは読んで見てからのお楽しみってことで
なんか天に召される表現が嫌いな方はイイネを押してゴーバック…否、バック・トゥ・ザ・フューチャーしてください(???)
ガリソンがガリソンなりに頑張ってクサイ表現書いてみようと思っただけの話
頑張ったよ、褒めて
「…」が途中から「···」に変わってるのはガリソンが機種変したのでキーボードから今まで使ってた予測変換が全部消えたためなので気にしないでください。
最後は緑の子です。
やっと書けたああああああああああああああ
それではどうぞ
──────────────────────────
Kj side
コ「アブさん」
ア「んー?」
コ「アブさんって、化粧したりしないんですか」
ア「…え、なに、急に」
コ「いや、別に…」
ただ
その綺麗な顔に色がついたら
きっとこれまで以上に綺麗になるんだろうなぁ
なんて
…くだらないことを思っただけ
ア「…いつかするんじゃない?」
コ「え?」
ア「…ホントに、いつか」
コ「…」
ア「…多分、その時は…本当に大事な人にしか見せないと思うけど」
コ「…そう、ですか」
じゃあ
俺は一生見れないんだ
コ「…残念だなぁ…」
ア「?何が?」
コ「…なんでもないですよ」
…本当に
なんでも。
ア「…コジは?」
コ「え?」
ア「…しないの?」
コ「…死化粧、くらいじゃないですか?」
ア「···ふぅーん···死化粧、ね···」
コ「···?アブさん?」
ア「……って、え!?コジって死ぬの!?!?!?」
コ「ちょっ!?どういう意味!?」
ア「そういう意味!!!!!」
コ「だからどういう!?!?!?」
ア「………」
コ「………」
ア「……ッく、あはははははは!!wwwコジってやっぱいつでも反応がいいよねwww」
コ「…もう…からかわないでくださいよ」
ア「だって楽しいんだもーん!!」
しばらく笑ったあと
アブさんは笑顔のまま
悲しい表情を浮かべた
コ「···アブさん···?」
ア「んー?」
コ「···どうしたんですか?」
ア「何がー?」
コ「何が、って···」
ア「ねぇコジ」
コ「はい?」
ア「···もしも···もしもの話だよ?···コジにとって1番大事な人が、死にたいって言ったら···コジはその人に何かする?」
コ「···え?」
ア「もし、その人が自殺しようとしてたら···コジはその人を止める?」
コ「···止めます」
ア「···」
コ「俺にとっての1番大事な人って、今1番好きな人なんですよ···想いをまだ伝えられてないんで···死なれたらすっごい困りますから」
ア「···そっか···幸せものだねぇ、その人」
コ「え?」
ア「······俺、そろそろ帰るね」
コ「えっ、ちょっ!?」
ア「またね〜!!コジ!!」
···行っちゃった···
···最後のアレは···
どういう意味だったんだろう···?
あの日からもう1ヶ月も経った
それ以来アブさんとは会うけど
あんな話しなかった
···とは言っても、もう1ヶ月も前の話
詳しくは覚えてない
だって
あんなのまるでなかったみたいに
アブさんが明るく振る舞うから
1ヶ月前の話の時よりも
今のアブさんは明るい
···空元気なんじゃ、なんて心配するくらい
ピロン
ん?
···アブさんからだ
『ちょっと今から住所送るからそこに1人で来て』
その後に送られてきたのは
とある高層ビルの住所だった
そんな所にどんな用があるのかわかんないし
なんで1人でってわざわざ書いたのかもわかんない
けど
そんなに深い意味は無いだろう
なんて呑気に思った
アブさんに会えるとワクワクしながら
外に出かける準備をする
服を着替えて、髪を整えて
スマホと財布と鍵を持つ
戸締りもOK
よし、行くか
ガチャ
扉を開けると
オレンジ色の光が目に飛び込んでくる
···もう夕方かぁ
夕日は好きだ
俺とアブさんの色を混ぜたオレンジ色だから
···こんなことアブさんに直接言ったらドン引きされるから絶対言わない
カチッ
···さて、目的地は···
···え、近
ここから徒歩6分くらいじゃん
···全く···
そんな場所にどんな用が···
···ここか
ピロン
『屋上に来て』
···屋上?
なんでだろう···?
···エレベーター呼ぶか
チーン
到着を知らせるベルが鳴って
扉が開く
···さっきと同じように
オレンジ色の光が目に飛び込んでくる
さっきと違うのは
その前に人影があること
コ「···アブさん?」
ア「···あ!!コジやっと来た!!」
アブさんはこっちを向いて手招きをする
ア「早く早く!!こっち来てよ!!」
言われるがままにアブさんの所に行く
···逆光で顔がよく見えない
コ「どうしてこんな所に呼んだんですか?」
ア「ねぇコジ」
急にワントーン下がったアブさんの声に
俺は違和感を感じた
···けど
突っ込めなかった
コ「···はい?」
ア「俺の顔、よく見て」
···よく見てったって
逆光で見えな
コ「···ラメ?」
アブさんの瞼と唇にラメが光ってる
ア「化粧してみたんだ」
コ「···へぇー、化粧」
ア「どう?似合ってる?」
コ「···すごく」
ア「ッへへ、ありがとう!!」
···それにしても急になんで
化粧なん、か···
『本当に大事な人にしか見せないと思うけど』
···これっ、て···!!
コ「ッアブさ」
ア「俺、もう疲れちゃって」
コ「···へ?」
オレンジ色に光る水滴が
アブさんの頬を伝う
ア「···死にたい」
アブさんは
柵がない屋上の1番端に足を置く
···今、分かった
アブさんのコレは『死化粧』だ
コ「···ア、ブさ、ん」
···言葉が出ない
ア「···もう、嫌なんだ···ナイフでめちゃくちゃに刺されるのは···ッ痛いんだよ···!!」
ナイフ?刺される?
それの意味がわからないほど馬鹿じゃない
だって『アイツ』の時もそうだった
ア「···最年少の緑の子はちゃんと生きてるのに···2番目の俺が死んだら···アイツ怒るかなぁ?」
コ「···ええ、怒ります、俺だって怒ります···だから早く、考え直して···!!」
もう、誰も失いたくない
今、あなたの想いが分かったばかりなのに
ア「···コジの嘘つき。」
コ「···へ?」
ア「コジの好きな人···知りたかったなぁ」
トッ
コ「···ッアブさん!!!!!」
トッ
好きです、大好きです、愛してます、だからどうか
···せめて、一緒に
だって貴方は
コ「俺の、好きな人だから···!!」
宙に浮いている貴方は目を見開く
『···もったいないなぁ···』
こんなタイミングで
『両思いになるなんて』
たまの休日
することも無くテレビをつける
『東京都○○区、◯◯ビルの下で、成人男性2名の遺体が見つかりました。警察は飛び降り自殺と考えて、現場検証をしております。』
意外と近い場所で飛び降り自殺があったらしい
···そんな物騒なニュース聞きたくなかった
この俺だってここまで生き延びてんのに
···でも···
···自分で人生を捨てるほど辛かったんだろうな···
···誰なんだろう
ピロン
···?
会社からの連絡かと震えながらスマホを手に取る
そこにはかつて一緒にいた青い人の名前が載っていた
メッセージの内容を見て
俺は全てを察するはめになった
···あぁ···今日は···
最悪な休日だ
『守りきれなかった』
『ごめん』
↓解説付きのあとがき↓
──────────────────────────
はいどうもおはこんばんちわっす!!ガリソンです!!
···え、何コレ
それっぽく書いてるけど全然それじゃないよ?
みたいな話になっちゃった···
···一応解説載っけときます
コジマさんはアブさんが好き
本当に大事な人にしか見せないと思うけどって言ってたアブさんがコジマさんに化粧した姿を見せた
これはアブさんにとって本当に大事な人がコジマさんだったという意味です
コジマさんの口から出た死化粧という言葉にアブさんはとても反応してます
これはアブさんが死化粧をするという後々のストーリーを匂わせるためですね
ナイフで刺される
これはコメント欄を表しています
罵詈雑言が書かれているコメント欄
このコメント欄の言葉がナイフのようにアブさんに突き刺さり、耐えられなくなってしまった
という意味ですね
最年少の緑の子、アイツ
これはつわはすさんの事を表しています
つわはすさんの細かい事件についてはネットを見て頂いたらわかると思います。というか知ってる方の方が多いはず。
そんな年下のつわはすさんでも頑張って生きてるのに年上の俺が死んだら···という意味です
トッという効果音が2つ
これはアブさんが飛び降りた後、咄嗟にコジマさんも飛び降りたことを示しています。
だからコジマさんの言葉がアブさんに届いて
今更わかってももったいない、これから死ぬのに
という意味でもったいないなぁが入ります
2人は両思いになった瞬間、一緒に死ぬ運命となってしまいました
これはこれでハッピーエンド、かもしれませんね
最後の方
成人男性2名の遺体はアブさんとコジマさん
ちょうどテレビを付けたつわはすの耳に飛び込んできたニュースです
そこへベストタイミングで青い人、セピアさんから連絡が来ます
守りきれなかった、ごめん
と
何故守れなかったではなく守りきれなかったなのか
アブさんがコジマさんと化粧の話をして1ヶ月間が空いた時、セピアさんがアブさんを支えてました
だから何とか元気に見せる体力も保てたのですが
元気に見せて動画投稿をしても罵詈雑言がアブさんに突き刺さり限界が来て
セピアさんに連絡もせず飛び降りてしまった
なので今まで支えてきたセピアさんは
守りきれなかった、とつわはすさんに連絡をした
自分がもっと上手く支えられてたら、アブさんを守りきることが出来たのではないか
自分の責任だ、と考えながらセピアさんはこれからの人生を歩んでいかなければなりませんね
···と、ここまでですかね
シリアスネタももう少し上手く書けるように精進していきたいところ。
今回はお目汚し申し訳ございませんでした
今日はこんな所で終わりたいと思います!!
ここまで読んで頂きありがとうございました!!
お疲れ様でした!!
さよならGood-byeまた次回!!
※リクエスト募集中です!!
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