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聖の噛み癖7※
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嫉妬の視線は僕を冷たく射抜く。
ベッドのなかの聖はいつもとてもキレイだ。常夜灯のあわい光を受けた金髪が琥珀色に輝き、紅潮した頬にまとわりついている。
その様は月光に浮かび上がる狼みたいに美しい。なのに、瞳の奥だけが無機質で──。
「ぼんやりしてんなよ。そんな気持ちいいか?」
もっと冷たく射抜かれたい。
あられもない願望を抱く僕の口の中へ、聖は精液まみれの中指を強制的に突っ込んでくる。にがい、くるしい、やめて──なんて拒絶してもムダ。
「ふ、ンンッ、ひっ、ぐっ!」
果てたばかりの身体を容赦なくえぐられるのは正直、気持ちいいなんてものじゃない。心臓を揉みしだかれているみたい。もはや拷問に等しい。
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