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寝不足先生と優等生2
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「さっき『今日はこのページやったら授業終わろうね』って言ってましたよね? なのにまだ続けるんですか?」
彼の眼鏡におびえる僕の姿がうつっている。四角いメタルフレームのせいで、こういうときの彼は絶対的な正義を背負った裁判官みたいだ。とてつもなく厳しい。
──「『今日はここまで』と言ったのに、まだ課題を出すなど言語道断。判決は有罪。死刑。」──ってのは大げさながら、それ程の圧力を感じる。
「……そうだね。忘れてた。ごめん」
「もう忘れたんですか」
「ごめんね。青葉くんがぜんぶ簡単に解いちゃうから……。ちょっと欲張っちゃって」
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