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好きです5
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視線が重なり合う寸前、僕は本能的に青葉から目をそらした。
心臓の鼓動に合わせ、ぐらぐらと視界が揺れている。思わず頭を振る。必死に言い聞かせた。
なにを考えているんだ、僕は。
青葉は生徒だ。
青葉はまだ子供だ。
淫らな衝動なんて考えることすら許されない。
不器用で敏感なこの子を傷つけようとする人間は、すべて殺さなければいけない。一人残らず。それがたとえ僕自身だったとしても──。
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