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いつもの二人 ※ ①
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『おいで』
何かを企んでいる事は伝わったのか、小さく苦笑を浮かべた和真が両腕を広げて亜樹を呼ぶ。
亜樹が断るなんて想像もしていないのだろう。
真っ直ぐに亜樹を見つめながら待っていた。
『仕事は、もう良いの?』
吸い寄せられるように近づいた身体を、腕の中に収めるように引き上げられる。
『さっきから捌いてるんだ、少しぐらいは良いだろう』
そっと口を寄せられ、唇を甘噛みされていく。
甘い痺れが走り思わず鼻にかかるような吐息が漏れれば、開いたわずかな隙間から舌が口腔内へ差し込まれる。
『ふっ、んん……まっ、待って』
『待たない』
言葉の通りに無遠慮な舌が歯茎をなぞり、口蓋を弄って快感を紡いでいた。
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