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鶴松の拍子木(ひょうしぎ)

コメント

  • 返信リスト
  • ラタン
    2014/06/19 16:57
    >>名無し
    (続き)

    江戸の怪異や鶴松との約束や記憶、死を花火と一緒に打ち上げて昇華させる。そんな情感を出せたらいいな、と思っていたんですね。

    生きている二人ではなく、別々の場所にいる二人が花火を見ている。花火で二人をそれぞれに昇華させてあげられる最後の見せ場みたいな感じに僕は考えていました。
    でも筆力がなくあの程度ですね。今回花火のシーンを入れたのは本当の意味での江戸の悪霊退散と鶴松や死者への弔いの意味での花火。ただこの説明を入れてしまいますとせっかくの情緒あるシーンも野暮になるなあと思って省略しました。花火を見ている常世(とこよ:死者の国)と現世(うつしよ:現世)の二人がいる。それだけで充分かな、と。あとめんどくさかったのもあります。

    寝貯めはもう習慣になってしまって治せそうもなくこのまま行くと思います。
    あとすいません、私用の為明日このお話の最後のUPがされます。もう少々お待ち下さい
  • ラタン
    2014/06/19 16:54
    >>名無し
    ニコさん、こんばんは。

    えーと長くなるかもです。
    二つに分けます。

    1732年(享保17年)に起こった全国的な大飢饉(享保の大飢饉)や、江戸におけるコレラの流行。これらを受けて1733年(享保18年)5月、八代将軍徳川吉宗が死者の弔いと、悪病退散を願って両国にて水神祭と施餓鬼を行った。この際に花火を打ち上げると同時に、川開きも行ったことが墨田川花火大会の始まりとされる(webより抜粋)というのがあってですね。

    それを頭に入れて前々から二人の花火のシーンは入れるつもりでした。その為の布石をいくつか打っておいた感じです。

    続く