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6 文化祭
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今日はついに、、、
「お化け屋敷やってまーす!」
「ビンゴ大会出場者募集中だよー!」
「13時から体育館で劇します!来てくださーい!」
文化祭1日目だ!!!
校舎中に人が溢れてる。
結局田代は即クビになり、2日後には代わりの体育教師が来た。
まあ余りに証拠が多すぎたし、予想通り、俺の中学の時の噂を全力で主張し、俺のイメージダウンを謀ったらしいが、どうやら先輩方がフォローしてくれたらしく、特になんの影響もなかった。
感謝しかないし、俺はすごい人たちの中にいるんだと改めて思った。
そんな俺が所属する生徒会メンバーは、今全員スーツだ。
「よーし、じゃあ文化祭特別任務開始だよー。」
会長はオールバックの髪型に響くんデザインでグレーのスーツベストだ。
トップ感を出したかったと響くんは言ってた。
おじさん臭くないのがほんとにすごい。
「涼。頼むから去年みたいにミスターコンに飛び入り参加しないでよ。仕事放棄は許さないから。」
柚花先輩は眼鏡でなくコンタクトで、これも響くんデザインの上は長袖白カッターに紺色のネクタイに下は黒のズボンで黒パンプスだった。
脚長すぎだろ。俺より長いな、いや、気にすんな、俺。
「京ちゃん!僕似合ってるー?」
さく先輩は水色のカッターに黒縁メガネ、半ズボンにサスペンダーという、まあ、その、コ○ン君みたいな格好だ。
この格好できる高校生ってさく先輩しかいないわ。
コスプレ感がないのが凄い。
「ああ、コ○ン君のようだ。」
相変わらず正直者な京先輩は黒のカッターにグレーのスーツでほんとに響くん特製ベルトで腰に竹刀をさしている。
現代の武士感がすごい、、、か、かっけぇ、、、
「純、ぼーっとしてるけど、大丈夫?」
りゅうは安定のエロス放出中で、響くんによると、イケメンの本領発揮は白、ということで、まさかの白スーツとネクタイに水色カッター。
お前はどこの騎士だよ。
「あ、ああ、何でもない。行こう。」
俺は少し長くなった髪を後ろで結び、黒のスーツにグレーのカッター。響くんに上着はボタンを閉めずに、袖をまくるように言われたので、まあ言われたようにしてる。
これは、、俺似合ってるのか?
「じゃあ、2日間みんな頑張ろう!特に1年2人は今日の14時から1時間と、明日の11時からの1時間は王子と姫として、頑張ってねー!じゃあ解散!!」
最初の高校イベントが始まった。
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