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初コンタクトは最悪4
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何かに包まれる。
…桃の香り?軽くつむっていた目を開ける。
衝撃は確かに来た…が,痛くない。
右半身が冷たい…。床にあっている。
目の前はまぁ誰かの服。
つまりコケる前に助けられた…のか?
取り巻き2「おい!!何やってんだ!!さっさとそいつから離れろノブ!!」
…のぶ?
転校生「俺はノブじゃねぇって言ってるだろ!!!勝信だ!!!!!!」
……俺を受け止めた人物。
それは転校生なのは分かった。
それに対してはまぁ感謝する。
信吉「かつのぶ?」
そう何より引っかかるのはその名前。
…俺はその名前に似た人物をよく知っている。
もちろん生花ではなく前世だが。
勝信「おう!!!!俺の名前は織名勝信だ!!!!それより大丈夫か!!急にコケてびっくりしたぞ!!!!」
起き上がり俺より低いはずの転校生は軽々と俺の腕を取り引っ張った。
織名…勝信……しきなかつのぶ…。
織田…信勝……。
いや,まさかな。
さすがにあやつがこんな宇宙人なはず…。
1度頭を振りその考えを振り落とす。
信吉「すまない,助かった…礼を言う。さぁもう出ていけ。時間も時間だ」
取り巻き2「ノブ助けて貰っといてなんだよその態度は!」
信吉「それとこれは別だ。早く出ていってくれ」
盛大な舌打ちを残し取り巻き2は転校生を引っ張り出ていく。
取り巻き1は少しだけ遅れて軽い会釈を残し図書室を去った。
…初コンタクトは最悪……だな。
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