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むりむりっ
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だめだめだめだめっ!
助けて貰った救世主様の前で達してしまうなどただただ気持ち悪い奴なだけじゃないか!
さっきの痴漢の件だって僕も喜んでたって思われてしまいます…
なんだか…それは絶対嫌だな…………
って、違う違う違う!!今はこの状況をどうにかしないと…!
?「……?」
王子様が不思議そうに首を傾げ、また僕に声をかけようとする気配が感じ取れました。
?「……ねぇ…?」
僕「はぅっ……!やっ、ごめっなさっ」
なんだか頭に靄がかかったようになってきてしまいますし、お願いですから喋らないでくださいっ…!!!
僕はとっさに耳を手で塞ぎ、なんとか波を乗り越えようとします。
?「ねぇ、本当にだいじょ……」
プシューーーー
僕「はぁっ………ご、ごめんなさいっ!!!」
ドンっ
王子様が少し声をあげ、また言葉を紡ごうとした瞬間。どうやら目的の駅に到着したようです。
僕はなんと失礼なことに、とっさに王子様の胸を押して、電車を飛び降りるように走り逃げてしまいました…。
うぅっ、ごめんなさいごめんなさいっ
僕は涙目を浮かべながら駅の人通りの少ないトイレへと急いで走りました。
うぅっ、走りづらいですぅ……
うっうっ、僕は一生の恥者ですぅぅぅう!!!
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