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噂のアイス屋 3
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玲「そう言えば……噂のアイス屋ってここら辺だよな……。」
俺はアイス屋を探す為駅前の近くの路地などをみて回っているがそれらしい店は見当たらない。女子が並んでいる場所も見当たらないし、まだ開いていないのか、三輪にしては珍しいがその噂がデマだったのかは分からないが今日は一旦帰ろう。
玲「ん……?なんだか人だかりが出来ているみたいだな……」
女1「あっちでまた通り魔が出たらしいよ〜」
女2「ヤダ〜、こっちに来たらどうしよ〜」
通り魔か……そう言えば最近ここら辺に出没するって三輪が言ってたような気がするな?まあ、もうこの辺には居ないだろうし、元々女性ばかり狙っているらしいから俺には関係ないか……。
通り魔「お前……もあのアイス屋に……行くつもりか……?」
玲「行くつもりは……」
通り魔「お前……も切る……!」
玲「お前…通り魔……⁈ってか、女しか狙わないはずじゃっ……!」
振り向いた時には既に血のついたナイフは振り上げられており、避ける技術などない俺は死を覚悟して目を瞑るのと同時に意識が遠のいて行く感覚があった。そして、体が持ち上げられるような感覚と男の話し声が聞こえた気がしたが、俺の意識はそこで完全に途絶えてしまった。
クルム「リツ!その男を取り押さえて!」
リッツ「分かった!」
通り魔「離せ……!」
リッツ「嫌だね」
通り魔が気を失いそうな玲に向けてナイフを振り下ろそうとした時クルムに支持されたリッツが素早く通り魔の手を蹴り、ナイフを弾き飛ばした後逃げようと暴れる通り魔をその場で取り押さえる。気を失い後ろに倒れかけた玲をクルムが支える。
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