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「や、やだっあ……ぁあ…はぁ、は…っんく…っぅ…っあ。」
後ろのスイッチを入れ、次いで治療器の電流を流す。
幸人の脚はガクガクと震え、先端からは先走りが厭らしく流れた。
「ここなら体育館遠くねえから、Rickyの声も聴こえるんじゃねえの?……大人しくしてろよ。」
「…っ、そん、なの……っまともにっ、ぁ……き、けるわけ……っあ、ぁ…っ。」
「幸人が他の男の事ばっかり考えてんの気に食わねえ。
……この状態ならあいつの声には集中出来ねーだろ?」
最後にすべてのスイッチをONにする。
悲鳴のような嬌声を上げる幸人を冷たい目で見下ろした。
「……あいつの世話は俺に任せろ。全部終わったら外しに来てやるよ。」
「っあ、ぁあぁああ、やっ、やだ…まっ……ひあぁあ」
その時、俺のスマホが鳴った。
画面にはRickyの文字。
「もしもし?…あー、着いた?おう。……すぐ行くわ。」
簡単な会話を終えて電話を切ると、恨めしそうに俺を睨む幸人と目が合う。
これはお仕置きだから。
そんな顔しても辞めてやらねえ。
お前が他のやつに視線を向けるたび、俺はお前にこうしてお仕置きするだろう。
だってそれでも、幸人は喜ぶんだろ?
俺に縛られて、どんなに苦しくても
最終的には笑顔でそれを受け入れるんだろ?
「じゃあな。鍵は閉めるけど…あんまりデカい声出したら外に聞こえるかもな。」
窓を開け、にやりと笑って幸人の頭をそっと撫でる。
ただ、それだけなのにビクビクと反応を見せる幸人が可愛くて仕方がない。
でも俺は行かないといけないからさ。
「一人で善がってて。」
「っあ…やだ、やだぁ!とめ、て…こーめぇ…っあ、あぁ…っ、ま、て…待ってぇえ…!!!」
必死に脚をばたつかせる幸人に優しく笑いかけ、
俺は化学室を後にした。
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