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監督!
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テッちゃんが入部して、一ヶ月が過ぎた。
テッちゃんの姿を見れる。
毎日、生きた姿を。
けれど、生徒と監督だ。
そうそうイチャイチャできないし、付き合っているとバレたら一大事なんだよね。
だから、呼び方も、高尾監督と黒子。
あぁ、やっと一難さったのに、まだまだかぁ。
まぁ、テッちゃんが生きて近くにいてくれる。
それだけでいい。
………………って、前は思ってたのになぁ。
はぁ……。
傍にいるなら触れたいし、抱きつきたいし、いじりたいし、それ以上のことだってしたいって思うわけで。
人って、ホント欲張りだよね。
欲望が多くて困る。
「か……く………、監督!」
「ん? どうかしたか?」
「そろそろ、終わりの時間ですが?」
「あ、そうだね。んじゃ、今日はこれまで! 一年生は片付けなぁ! それから、練習試合は今週の土曜日だ! それまでにレギュラーも補欠も、全員体調管理に気をつけるようにな!」
そう。練習試合がある。
相手は未だ強い力を持つ桐皇学園。
こちらもかなりの力を持っているが、やっぱりテッちゃんがいると心強いよね。
テッちゃんは一応切り札だけど、レギュラーに入ってる。
それが気に入らない奴もいるみたいだが、それはまぁ、いずれわかるだろう。
テッちゃんはすげぇ。
けど、その考えが甘かったんだろう。
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