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サプライズ
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「俺…。」
やめろ。
「翔のことが、」
言うな………!!!!!!
「翔ちゃん。」
遠くから、懐かしい声がした。
「あ、兄貴…!?」
俺の向かいには、アイツがいた。
タクミにばかり目が行って、近づく気配すら感じなかった。
久し振りの顔に、俺は目を見開いた。
「ただいま!間に合ったかな…?」
アイツはゆっくりと歩くと、タクミを通り過ぎ、俺の目の前に立った。
タクミは無言だった。
まさかこんな最悪のタイミングで現れるなんて思いもしなかったんだろう。
「メリークリスマス、翔ちゃん。」
「お前…。」
「えへへ。仕事少しだけ早く終わらせちゃった!サプライズだよ。」
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