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悪意
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「ちょっと、貴方何なの」
「はい…?」
店の外で掃き掃除していると、あの女がまた来ていた。
今日はアイツが目的じゃないらしい。
俺の真横に立つ櫻井さんは、とても不機嫌そうだった。
「仲原くんに付きまとわないでくれない?」
「は?」
見当違いだ。
もし分かっていて言っているなら、余計に面倒臭い女だ。
「付きまとわれているのは、俺なんですが…」
「違うわ」
肩幅より脚を大きく開いて腕組みをし、堂々と立っている。
大きな脂肪の塊が腕に乗っかっていた。
わざと主張している訳では無いと分かっていたが、
顔より胸に目が行ってしまう。
「どこ見てんのよ、変態」
「はぁ…、すんません」
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