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美形×平凡
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ツンツン100%
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「あのさ、好きなんだけど」
「何が」
「君の事」
「どこが」
「分からない」
「分かんねーのかよ」
「好きになるのに理由なんている?」
「分からん」
「じゃ、付き合お」
「何故そうなる」
「えっ」
「え」
「まあ、そんな事いいからさ」
「良くないし」
「付き合おうよ」
「嫌」
「なんで?」
「嫌って事に理由なんている?」
「いるよ」
「は?理不尽」
「だって今嫌なだけでしょ?明日僕の事好きになってくれるかも知れないし、好かれる可能性は十分にあると思うんだ」
「すごい自信」
「こうゆう所、嫌い?」
「それもある」
「もっと具体的に言って」
「無理」
「僕にチャンスもくれないの?」
「嫌いな奴にチャンスもクソもない」
「相変わらずの捻くれ具合だね。そうゆうトコも好きだよ」
「そういうのもウザい」
____
「ねぇ、やっぱ優しくされたい?」
「そりゃあ、優しい方が誰だって良いだろ」
「どんな風に優しくされたい?」
「は?」
「だから、唯優しいだけ?ギャップとかさあるじゃん」
「ギャップ?」
「うん。実は絶倫とかさ、淡白そうなのにネチッこいエッチするとかさ…」
「ギャップは、下系限定なんだな」
「えっ?」
「…。」
____
「ねぇねぇ、好きだよ」
「俺は嫌いだ」
「ツンデレな所も好き」
「お前のお花畑脳は尊敬するよ」
「あ、デレた」
「もうお前うざい。あっち行け」
「本当に行ったら、泣く癖に」
「泣きませーん」
「今日はツン9、デレ1ってとこだね」
「意味が分からない」
「………」
「日本語って難しいね」
「.....。」
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