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月曜日
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「はよ、裕介」
「っ!凪!お前どうなってんだよ!」
「…へ?どうってなにが」
「なにがじゃねーよ!朝から学校中の噂になってるぞ!お前が椎名先輩の新しい彼女になったって!」
「…………椎名?」
「いやお前知らねーのかよ!この学校1番のイケメンで1週間で彼女変わる椎名朝陽先輩だよ!」
「………あぁ」
そんな遊び人みたいなことしてるような人と知り合いになった覚えはないが、心当たりがあるとすれば先週の金曜のあの先輩とのやりとりしかない。
俺、そんな面倒なことになってるんだった
土日で休んでる間にすっかり忘れてしまっていた
あの人、椎名朝陽って言うのか
そういえば名前とか聞く余裕すらなかった
もういっそのこと夢だったらいいと思ったが、裕介のこの騒ぎようから言って現実のようだ
「今まで1人も彼女できなかったお前の初彼が椎名先輩とはなぁ〜」
「余計なお世話だよっ。ていうか俺別に彼女?とかいうポジになった覚えない。断ったし。」
裕介とは小学校からの幼馴染で俺の恋愛遍歴は大体知られている
こいつに茶化されるのはだいぶ癪だ
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