アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
ドレスを着たら
-
いま、
ボスからいただいた、赤のドレスを着せられていて、ウィッグをかぶせられて、
イロイロアクセサリーを付けられて、
正直、
オレじゃない人に変身してる。
誰だよコレ。
驚くほど、自分でも、別人になっていて、自分で言うのもアレだが、
綺麗だった。
「お前、やばっ」
「やっぱり、ベルカっちって似合うなあ」
「綺麗だな…普通に。」
「右に同じ。」
と、皆が感想を言う中、
今から、オレはイロイロ習わないと
いけないらしい、
見た目だけじゃなく、
中身も変わらないといけないらしく、
例えば、
言葉使いや、仕草、ダンスなどだ。
まあ、そうだろうな…
テーブルマナーは
男女とも同じだが、
上記の三つはあからさまに違う。
言葉使いだって丁寧だし、
ダンスはリードされる側だし、
仕草だって、ヒール履くし、
面倒だ…。
でも、
ボスの大切なネックレスだから、
ちゃんと、レッスンしないとな…
「そういや、誰が教えてくれるんだ?」
「決まってるよーっ
ディオンだよ?」
「…そうなのか?」
「俺じゃ不満なのか、ベルカ」
「いやいや、
とんでもない(笑)」
なんか、
とても嬉しかった。
最近、変に避けられてた気がしたから、ほんとに嬉しかった。
「リーダ、ヨロシク」
「頑張ってね、
べるっち!」
もはや、カが無くなったぞルノア(笑)
残りの三人は部屋へ戻っていった。
2人っきりだと
考えると、恥ずかしくなった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
47 / 224