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最低のサディスト
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タケルは高支那の無言の圧力と鋭く尖った視線に、思わずゴクリと喉を鳴らす。
次の瞬間ーー
腕を強く掴まれ、乱暴に浴室から引っ張り出されてしまう。
そのあまりの手荒さに不意をつかれる形となったタケルは、抵抗する間もなくそのままベッドへと投げ出される。
「…………ッ………!」
お互いずぶ濡れだろうが、タケルが裸だろうが、高支那はまったくお構い無しだ。
反撃の隙を一切与えないまますぐさま覆い被さり、タケルの両腕を強くベッドに押し付けた。
いきなりのぶしつけな振る舞いに、当然怒りを露にするタケル。
無言で高支那を睨み上げる。
高支那は高支那でタケルを睨むように見下ろしていた。が、その表情はどこか探るような、訝しむような感じにも見えた。
そして……高支那が口を開く。
「……お前、まさか…あの男に……?」
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