アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
黒い欲望
-
「………んッ…」
キスと同時に舌を這わせ、それがタケルの感度を一層刺激した。
高支那の唇が、舌が、性感帯を責め、その度に体はビクビクと反応する。
タケルにとって背中は特に刺激に弱い部分らしく、舌で舐められると身悶えてしまう。
しかしコートの袖がやはり邪魔し、抵抗を阻害され、上手く身動きがとれない。
そしてついに、高支那の指が腰から下半身へと滑り、後ろの秘部へと入り込む――
「や、やめろっ!」
タケルは慌てて身を捩った。
だがそんなものは抵抗にすらならない。
大きな骨ばった指はとうとう蕾を探り当て、いよいよ責めに入る――かに思われた時、タケルが必死で言い放つ。
「た、高支那っ!あんたはあの男を演じてるだけだ!あの男に感化されてるだけなんだ!」
それを聞いた高支那の手が不意に止まる。が、それもほんの一瞬だった。
次の瞬間には、高支那は何のためらいもなくタケルの中を犯し始めたのだった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
55 / 120