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逆襲の始まり
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タケルは固く目を閉じた。
とても男の顔を正視出来る余裕はなかった。いや、淫らに反応する身体の疼きで羞恥よりも今は耽美な悦楽の方が上回っているのかもしれない。
そんな自分が許せないのに、高支那が相手だとどうしても抗いきれないのだ。
だが、高支那の手指がゆっくりと下半身をまさぐり、タケル自身をやんわりと握ると、
「……うッ……ん……」
堪らず甘い声が漏れ、やはり思い出したように羞恥心が過る。
男に見られていることがタケルに抵抗を促す。
高支那の手を押し止めようとするが、もちろんそれを許すはずもなく、高支那は容赦なくタケル自身を強く握り締めた。
「…くッ……ん…ッ!」
そして苦痛に顔を歪めるタケルに言い放つ。
「俺のことだけを考えろ」
タケルは薄目を開け、高支那を睨み付けながら心の中で毒づく。
(そ、そんなの…無理…だろ…)
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