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汚れた自分 4 (ちょっとだけ)*
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それから数年がたち、借金を返し終えた。
貯金もしてあったので、貯金と奨学金で大学にも通うことができた。大学へ通うと同時に家を出て、一人暮らしをすることになった。
大学で友達もできて、勉強して、内定もらって、就職して、働いて、ゲーム実況という趣味を見つけて、チームを組んで、バンドを組んで…
充実した日々を送っていた。
なのに
「…っく、はあ、はあ//」
時々 後ろの穴が 疼く
援交していたせいだろうか。
もともと入れるべき場所ではないところに異物が入ったからだろうか。
もしくはーーーー
「欲しい…。」
ああ、何て自分は愚かなのだろう。
『結婚はおろか好きな人さえできないだろう。』
そんなことはなかった。
こんなに自分は汚いのに
こんなに自分は馬鹿なのに
人を、好きになってしまった。
同じバンドで、同じゲーム実況者で、
自分より年下の、生意気な最年少。
「………とわこ。」
ごめんね。towaco。
好きになっちゃった。
でも
こんな恋
「叶うわけ、ないじゃん…。」
後ろを弄った直後で火照った頬に
冷たい一筋の涙が零れた。
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