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汚れた自分 11
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sideセピア
連れてこられたのはとわこの自宅だった。
来るの初めてだな…
to「入ってください。」
「う…うん」
にしても…整頓されてる部屋だなー…
to「とりあえず、こっち来てくれませんか。」
「…?」
なんだろ
ここ…寝室?
と思っていた矢先
ドサッ
「!?」
俺はとわこに押し倒されていた。
「ちょっ…とわこっ…」
to「…何でなん?」
「え?」
to「何で援交なんかやっとったん?」
「…ぃ、ぃゃ…」
to「あんたはどこの誰かもわからん見ず知らずのおっさんに犯されるのが好きなん?」
違う
違う
俺は
to「なら」
to「俺とヤってくれる?」
「嫌…だ」
to「何でですか?見ず知らずのおっさんは良くて俺は駄目なんですか?」
「違う!!!」
to「…!」
「とわこが大好きだから…俺はとわこが大好きだからヤりたくないの!」
「俺はこんな下らないことを続けてるんだよ…汚いんだよ…だから俺は…」
「恋なんて…しちゃいけないんだよっ!」
そう叫んだ途端
ふわっ
とわこが俺を抱き締めてきた
「っ…離して…!」
to「嫌です。離しません。」
to「きっとセピアさんには事情があったんでしょう。なのに俺が感情剥き出しにして怒ってしもて…ほんまにすいません」
「……話して、いい?…俺の…過去のこと」
to「それでセピアさんが楽になるのなら、私はいくらでもききますよ」
「…あのね、俺が15歳のときーーーーーー」
……………………………………………………………………………………………
to「そう…やったんか…。」
「ごめんね、こんな重い話しちゃって…」
to「大丈夫です。俺はセピアさんの負担を軽くしたいんで。」
「優しいね…とわこは」
to「…こんなこと、好きやなかったらしてませんよ。」
え?
いまとわこ何ていった?
「…!」
to「俺はあんたが好きです。汚いとか、醜いとかあんたは自分のことをけなしとる。けど」
to「俺は″セピア″っちゅう1人の男性を愛しとる。汚いとかは関係あらへん。」
え
うそ
「俺も…とわこのこと…好き」
to「じゃあ、俺達両思いですね」
付き合おうか、ととわこが笑う
そんなの断れるわけないじゃないか
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