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顔の見えないバックより正常位が好きな三条に合わせ、ひっくり返すと恥ずかしそうに腕で顔を覆ってしまった。
何年経とうが変わらない三条の羞恥心。
長岡のモノも可愛い恋人の痴体だけもう準備万端だ。
「俺のは見てくんねぇのか?」
「……あ、と…で……」
長岡は小さく笑った。
意味が解って口にしているのか怪しい返答だが、本人は恥ずかしくてたまらないのは見てわかる。
「後で見てくれよ」
下着から陰茎を露にするとローションを垂らし塗り拡げていく。
ヌチヌチと空気と混ざるいやらしい水音に三条の身体は更に赤くなった。
そして、先走りの量が増す。
足裏を掬い、細い脚を左右に拡げアナルを晒されるといよいよだ。
「入るから、息詰めんなよ」
「ぁ…あ…、あ」
排泄器に触れる熱。
指では届かない部分を割り拓かれる感覚に三条の口から意味のない声が漏れる。
不快感とも違うが、慣れる事のない形容しがたい感覚だ。
「息詰めんなって。
ゆっくり吐け…そう、上手だな」
シーツを握り締めながら、はぁ…と息を吐くと同じだけゆっくりと空気を吸えた。
だけど、呼吸に意識をもっていくと、アナルを緩める事が出来ない。
アナルに集中すると、呼吸が上手く出来ない。
普段意識して呼吸をしている訳ではないのに、急に上手く出来なくなるから不思議だ。
「は…、ギチギチ。
ほんと締まり良いよな」
「ア…ぁ…」
長岡よ樽型の陰茎はカリを飲み込んでも再度太さを増す。
竿の太さと亀頭が擦り上げる肉壁の感覚に三条は鳥肌をたてていた。
気持ち良くて、満足感が全身を駆ける。
「あ"……、ぁ…」
みっちりと体内を埋める他人の肉に三条はアツいだけじゃない息を吐いた。
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