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アツい息を吐くと体内のソレを強く意識してしまう。
「…ぁ…ぁ……、おっき…」
「煽んなって…」
腹を内部から満たすソレに鳥肌がたつ。
入れられただけで満足感がすごい。
何度経験しても慣れる事がない感覚だ。
「…ぅ……ハァ、はぁ」
腕の隙間から長岡を覗き見ると、目にかかる髪を掻き上げながら長岡も息を吐いた。
その色気といったらない。
欲に塗れたセックスの最中でも格好良いなんて狡い。
どれだけ惚れさせたら満足なんだ。
思わずアナルを締めてしまい、快感が走った。
「まだ入ったばっかりだろ。
もっと、楽しもうな」
「ん…ん…、」
「馴染むまで待つからゆっくり息しろ。
そうだ、ゆっくり。
良い子だ」
震える喉を抑え長岡の言う通りゆっくりと呼吸を整える。
ゆっくり、ゆっくりと数度息を吐くと腹に入っていた不要な力が抜けていく。
髪を後ろに撫で付けたり顔中にキスを降らせていた長岡もそれに気が付いた様で、三条の好きな低くて甘い声で名前を呼んだ。
そして、動くぞと声を掛けてから腰を揺らしはじめた。
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