アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
俺らが守るから【wkbn×sr】
-
sr.side
僕たちには時々ファンレターなるものが届きます。
“みかるくんの曲大好きです。”
“みかるくんかわいい”
こんな感じ。これを読むと僕のモチベーションすごく上がるの。
今日はお手紙がまとめて届く日。いつものように読んでいると、一通だけ分厚い封筒があった。
「…うう…わぁぁぁ…」
恐る恐る開けると、なかには僕の写真と手紙がたくさん入っていた。
「「「「みかる!/せらさん!」」」」
みんなが僕のもとに来て、封筒を手に撮る。
「みかる。心当たりは?」
「ない…ゆげぽ…おれ…どうしたらいいの…」
写真の中には家の写っている写真もある。特定されちゃってるんだ…今日帰りたくない…
「ストーカーや。一先ず警察に通報してくる。みかる、犯人が捕まるまで絶対一人になるな。」
「うん…」
あれ…涙が出てきた。
「みかる…泣くなや。怖いのはわかる、けど俺らがついてるから。絶対に守って見せるから。」
課長…
僕は課長に抱きついた。
ゆげぽが電話して戻ってきての作戦会議で、僕はしばらく課長の家に行くことになった。みんなも仕事がないときは来るらしい。
警察も捜査を進めてくれてるみたい。
よかった…
けどこの安心が数日後、あんな恐怖に変わるなんて、僕もみんなも思ってもいなかった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
6 / 49