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砂漠の悪魔 23
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きもちいい……
セベクのアレが僕の男膣《なか》を擦っている。
すごくきもちいい……
「セベク……すき……ずっと……セベクのとこ……いる……。」
一瞬、セベクの動きが止まった。そして、
「そう出来たらいいな……。」
セベクの声は掠れて、震えていた。
ギュっと、力強く抱き締められる。
このひとはずっとそうだった。
態度は控えめだが、深く、深く愛してくれる。
たとえ睦言でも嬉しかったアキラの言葉。
セベクの剛直の嵩が増す。
イイところを突いて喘がせて……。
クシュ村の外れの練兵場に隣接して常設の駐屯地を造営する為、セテフの滞在が延びる事になった。
同時に高台での大規模な建築。
アキラの為の家の他、アヌビスの貴人の為の離宮などアヌビスの軍団の工兵があたる。
ジャッカルの叔父甥が忙しく動きまわっているさなか、セベクから思いもかけない誘いがあった。
獣化したセベクの背に乗っての小旅行。
アキラは一も二もなく飛びついた。
そしてもたらされたもの。
それは貴重で危険なものだった。
砂金。
鋳造と加工の技術をもたらしたのはアキラ。
後に黄金の女神か、もしくは悪魔か?と、
たとえられる事になるなど誰が想像しただろうか?
クシュ村の繁栄と滅亡は今、ここから始まる。
「アキラ…… 」
アビスの手がアキラの背中から双丘にかけてのラインを這っている。
うつ伏せに横たわるアキラに覆い被さって、手と唇で愛撫している。
ぐったりと動かないアキラは、先程までの情事の疲労が濃く、目覚めようとはしない。
そんなアキラの腰を抱えあげ、後ろから繋がるアビス。
一度窄まった蕾に先端を押しつけて、ずぶずぶと呑み込まれていく様を見つめている。
興奮する……
常から長めの剛直がさらに嵩を増し、S字の括れをくぐり抜けて、処女地を伺う。
「アビ…… 」
突いて、穿ってアキラを啼かす。
何度目かの逐情を果たしても、アビスの激情は止まらない。
若い恋人たちが激しく愛しあうなか、大人たちはひとところに集まって話し合っている。
セベク、セテフ、デンウェン、タウエレト、クヌムにホルとトートまで呼ばれている。
議題は “ 砂金 ”
そしてヒトの存在。
非力なくせに強欲な、あの種族の関わり方をひとつ間違えば大変なことになるだろう。
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