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救世主
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だが…、ポルタの暴挙はリードの身体にまた新たな高ぶりを与え始めるのだった。
あれだけロウにイカされたというのに、若く元気なリードの身体は疲れを知らないかのように再び熱を持ち始め、弄られる自身は物欲しそうにヒクつく。
身体の快楽とは裏腹に、嫌悪感と屈辱感を募らせるリード。
「…ンッ……て、てめぇ…いい加減に――」
必死にポルタの唇から逃れ、怒りも頂点に達したリードだったが、最後まで言い終わらないうちにいきなりポルタの全体重がのしかかってくる。
「…う…っ」
リードは苦しげに呻き、ポルタの顔をおもいっきり殴りつけようとした。
しかしよく見ると、なぜかポルタは既に気を失っているようだった。
そしてのしかかる巨体の背後を見れば、そこにはいつの間に部屋に入って来たのか、ロウがその端正で冷ややかな表情を見せ立っていた。
リードの危機をかろうじて救い、ポルタに手刀を食らわせ気絶させたのは、どうやら彼のようだった。
「……」
リードは息を呑み無表情のロウを見つめる。
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