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じりじりと焦らす
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裸体の懐里が、ベッドに沈む。
被さるオレは、首筋から鎖骨を通り、胸元の突起へと舌を這わせる。
両手は常に、懐里の肌の上を滑り続ける。
懐里は、ふぅふぅと短く荒い息を吐き、身体を這い回るざわつく感覚を散らそうとする。
じゅ、ちゅぱっ、と溢れるオレの唾液が、水音を鳴らす。
オレの唾液で、消化液で、懐里を溶かしてしまえればいいのに。
とろとろに蕩けた懐里を一口ずつ、こくりと飲み込んで。
オレの中に収めてしまいたい。
ずっと、ずっと、オレの一部として、オレの中に居てくれれば、いいのに。
犬並みに、懐里の身体中を舐め尽くす。
舌が這う度に、懐里は、焦れったそうに身体を燻らせる。
満遍なく。
脚の付根も、脇の下も、指先も、爪先も。
懐里の総てが、愛おしくて。
食べてしまいたいほどに、魅惑的で。
延々と舐め続ける舌に、懐里の震える両手が、オレの髪を掻き乱す。
「も、……ゃ、…」
愚図る声。
オレの物足りない刺激に、懐里は、音を上げる。
興奮は高まるのに、決定的な刺激が足りない。
片足の膝を抱え込んだ懐里は、涙が溜まる潤んだ瞳で、オレを睨める。
自分で尻を開き、いやらしく濡れる孔をオレへと曝す。
「早く……っ、挿れ、て…」
目尻を赤く染め、とろりと誘惑のフェロモンを滴らせ、オレの獣を起こそうとする。
ヒクヒクとオレを誘う魅惑の孔。
オレは、そこへと指先を当てる。
ずぷり……、きゅうきゅうと締めつける小さな孔の中に、指を捩じ込んでいく。
「ぁ………ぃや…、ち、が……」
わかってる。
懐里が本当に欲しているのは、指じゃない。
もっと太くて、長くて、熱い……肉棒だ。
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