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校則違反
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急遽行われることになった挨拶当番。
校門に立って挨拶をしながら神城を探す。
まぁ、金髪だからすぐわかるだろうけど。
「もうすぐで予令鳴ると思うし、あとは俺と颯斗でやっとくから先帰ってていいよ。」
「お願いします、ではお先に失礼します。」
一年が先に帰って行って校門に残ったのは俺と颯斗と数人の教師だけ。
♪〜♪〜♪〜
予令が鳴り、教室からは号令の声やHRをしている声が聞こえてくる。
しばらく校門に立っていると、横のほうから怒鳴り声が聞こえてきた。
「おい神城っ!おまえ何回言えばわかるんだ!髪を黒に染めてこいって言ってるだろ!」
「…………。」
「聞いてんのか神城!」
「………うるさい、黙れ。」
「なっ………!」
教師を無視してスタスタと俺のほうに向かってくる。
隣にいる颯斗は完璧に放心状態。
「(ったく、仕方ねぇーなぁ。)」
颯斗から離れて神城に近づく。
「一年D組の神城だよな?悪いけどうちの学校は頭髪に関しては目立たない色って決まってるんだ。金髪は校則違反なんだよ。今日の放課後にでも染めてき………。」
「うざい。」
それだけ言い残して神城は去って行った。
…………あいつ、殺す。
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