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屋上
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神城のあとを追っかけて辿り着いたのはさっきまで柊がいた屋上だった。
最近鍵を閉めているはずなのにいつのまにか鍵が開けられていることが学校の問題になっていた。
「(犯人はあいつか。)」
たぶん職員室にある屋上のスペアキーを盗み出しているんだろう。
柊は扉を開けて屋上を見渡す。
しかし神城はいなかった。
「はぁ…はぁ、はぁ………。」
わずかに声が聞こえ、声が聞こえたほうにゆっくりと近づいて行った。
壁からゆっくり覗くと、神城が座ってフェンスに寄りかかりながら息を整えていた。
体中傷だらけになっていた。
たぶんさっき空き教室にいた奴と喧嘩でもしたんだろう。
しばらく様子を見ていると、神城はシャツのボタンを外し始めた。
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