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朝
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『コンコン』
顔をキリッと無表情に変える。
「誰だ。」
『ガチャッ』
「中嶋です、あれ?そちらの方は?」
「俺の嫁だ。」
「へぇ、可愛いですね。」
眉間にシワを寄せる。
「あの・・・。僕男です。」
「嘘は、駄目ですよ。」
イラァッ
持っていたペットボトルで中嶋さんを殴る。
「いてっ!」
「良いか?僕は男だ。殺すぞ?糞じじぃ。」
中嶋は彩月から圧力を感じて謝る。
「彩月、やめんか。殺し屋だから怖いぞ。」
「いつか針が手に入ったら理緒も殺すからな。」
「針?もしかして殺し屋の双葉 彩月君?」
「何で裏社会に顔出してなさそうなあんたが僕を知ってるの?」
「確か最年少の高校生の殺し屋なんだよね?」
「だから何で知ってるの?」
「俺、これでも元情報屋なんだよ?」
は?
「うっわ、嘘臭い。」
「ええ!?本当だよ!」
明るい健気に見える大人がんなどす黒い仕事やってたの?
「でも夜叉島社長、高校生でしかも男って社長はショタコンですか?」
「何を失礼な、俺は彩月だけだ。一途だ。馬鹿野郎。」
「馬鹿はあんただよ、理緒。」
「まぁ、ここは仕事場だし。社長、やれと言われた書類やりましたよ?」
「あぁ、お前は仕事やってなかったからな。特別に課題を出してやった。」
「えー、ちゃんとやってましたよ。喫茶店で。」
「喫茶店ってくつろいでいるじゃないか。会社を何だと思っている。」
僕が口を出すことは無いので適当に窓の外を見ている。
『ガチャッ』
中嶋さんが出ていく。
座る所が無いので理緒の膝の上に乗る。
「何だ、甘えているのか?」
こいつちゃっかりお腹に手回してるよ。
「だったらどうする?」
ちょっと弄って見る。
「犯す。」
「うわぁ、手離して。降りる。犯されたくない。」
しかし離してくれない。
「理緒は仕事してよ。机にパソコンあるじゃん。」
僕の髪に鼻を擦り付ける。
「ん、甘い・・・。食べたらもっと甘いだろうな。」
何こいつ怖いこと言ってるよ。
「やだ!離して!」
「声が色っぽい、誘っているようにしか思えん。」
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