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食堂
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食券を渡すと食堂のおばあちゃんに渡してくれる。
「社員の腕刺したのに、怒らないの?」
「悪いのはあいつ等の方だ。それに痛みが感じないって事は急所は外しただろ?」
頭を撫で撫でされる。
「うん・・・。」
フッと笑いかけてくれる。
「(あの、冷徹な仏教面の社長が・・・。)」
「(無表情のあの社長が・・・。)」
『(笑ったぁぁぁぁぁ!そしてあの子供可愛いぃぃぃぃぃ!)』
「俺はコーヒーとラーメンにしようか。」
食券を買って渡す。
「僕、コーンスープ出来たよ。社長さんはまだ待っててちょうだい。」
片手でコーンスープを持つ理緒。
「僕が持つ。」
「嫁に重い物を持たせたくない。」
「片手で持ってるんだから軽いでしょ?」
「駄目だ、俺が持つ。」
持つ持たせないの繰り返しに飽き、もう放っておく事にした。
「あの席にしよう。」
椅子に座る。
足を掛ける。
「いただきます・・・。」
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