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旅行当日
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「理緒荷物持った?」
「あぁ。」
現在荷物の準備中。
とても忙しい。同じ所を何度も往復する。
服の首根っこを捕まれて引かれる。
掴まれてじゃない、捕まれてなんだ。
捕まったんだよ。
「うわっ!」
行き先は理緒の胸。
「そんなに急がなくても良いじゃないか、また時間はたっぷりある。」
ボソッと耳元に話しかけられる。
声が掛かって少しくすぐったい。
「んん・・・。時間たっぷりあるから早くしたいの。時間は無くなるんだから。新幹線乗りたいし。」
全く何考えてんのか分かんない・・・。
「中嶋の家、旅館だからそこにするか。」
「そうなんだ、分かった。」
ーーーーー
「あ、新幹線来た!」
「そんなにはしゃぐ事でもないだろ。」
「別にはしゃぐくらい良いじゃん。」
「悪いとは言っていない。」
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