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新幹線
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『プシュー・・・。』
「乗ろ。」
「あぁ。」
ーーーーー
椅子に座る。
「ふかふかぁ。」
あー、でも家のソファーの方がふかふかだな。
家?
僕の家はあのアパートの・・・。
そうだ、今思い出すと理緒に連れ去られたんだ。
「彩月?」
僕はあの家に居て良いのかな・・・。
「彩月?」
僕は・・・必要とされてるのかな・・・。
「彩月!」
理緒の声が頭に響く。
「え?何?」
「ぼーっとしてたから・・・。大丈夫か?」
「うん。ちょっと考え事してた。」
もしかしたらただ単に体目当てなんじゃ・・・。
もし、体だけ目当てで愛してるとかがお世辞だったら。
この旅行も機嫌取りだったら・・・。
僕は、僕は・・・。
理緒を信用してないの?
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