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壊龍side4
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優牙が急に立ち上がった。
「さて、晩飯を作ろう、と言いたいところだけど。悪い。俺料理苦手で。カップラーメンでもいいか?」
そうか、優牙は料理苦手なのか。俺、作れるけど。嫌がられたりしないかな。えぇい言ったもん勝ちだ!
「材料はあるの?俺、作るよ。」
優牙が一瞬驚いた顔をして、その後嬉しそうな顔になった。そして
「お前料理出来るのか!」
と失礼なことを言われた。まぁこの見た目ならしょうがないか。料理は一通りできる。
「まぁ、親戚の家に居る時は作らされてたから。」
優牙が暗い顔をした気がしたがすぐ笑顔になって
「そっか。じゃあ作ってくれよ!」
と言われた。さて、何を作るか。
「あぁ、なんか要望ある?」
と聞いてみるが、
「ん〜、シェフおまかせで!w」
と返される。まぁいっか、冷蔵庫見て決めよう。
「w了解。」
冷蔵庫の中には野菜とかと卵。あとは鶏肉と調味料。ここは王道でオムライスかな。米はあったから急いで炊いてオムライスを作り始める。炒める所とかは優牙も手伝ってくれて少し早くできた。
2人で「いただきます」と言って、そういえば感想言われたことないな、と思う。優牙の顔をじっと見つめると
「なんだよ。」と笑われた。
遠慮がちに「美味しい?」と聞くと「めちゃ美味」と返されて嬉しいけど恥ずかしくなって自分の分も急いで食べた。
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