アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
我慢して?
-
.
「 ほら、パンツとズボン履いて__今からイけるまで、絶対抜くなよ。いいか? 」
「 やだ、やだっ…むりだよっ、やっアっ… 」
「 ほら、飯食おう?今すぐ作ってやるからな。…これ食っとけ 」
レジ横にあった、草餅のミニ大福。
フジの大好物。夕飯までの口寂しさを紛らわすにはぴったりだろうと思い、手に取ったんだ。
「 ッ……ありがとう…… 」
感謝の言葉をモチベーションに、俺はキッチンに立った。
.
食材を片手に、鼻歌を歌いながらスイッチを入れたり消したり。
その度にフジが律儀に小さく喘ぐのが可愛くて、ついずっといじめてやりたくなる。
秋刀魚の内蔵を取りながら、スイッチを最大まで上げてみる。
「 ひっ…!うっ、んっ… 」
食べていた草餅を、フローリングの床に落としてしまったようだ。
「 アッ…んっ…っうっ、あっ… 」
それを気にも留めず、ただ感じたまま喘ぐフジ。
まるでそれは__一種の動物のようで。
秋刀魚をグリルにセットした。火加減は、このぐらいだろうか。
サトウのご飯をレンジで温め、あとは肉とキャベツを炒めてコンソメスープを作るだけだ。
「 あっ…うっし、ぃ…ナカ、むりっ、熱いの……止めて……抜いて、お願いします……ねぇっ… 」
懇願を無視し、依然として調理を続けてみる。
「 まだイけねぇの?イけねぇんだったら____俺、“お前のこと見捨てちゃおうかな” 」
その言葉を聞いた、瞬間。
「 !!やだっ、やだ、やだやだいやだいやだ嫌、やめて、お願い………1人に、しないで……
嫌、嫌だ、お願いします…イける、かっら、あっ… 」
「 じゃあ抜き差しして、ほら。イってみろよ。なぁ? 」
ふぅふぅと息を吐きながら、言われるがまま下を脱ぎ、フジはディルドに手をかけた。
ずっぽずっぽと、ゴム製ではあるがまぁまぁ重圧感のあるディルドを抜き差ししているフジの手首が、限界を迎えていたようで。
「 はぁ、は………休憩、していい…?うっしー、」
「 手首痛い? 」
「 ん、うん……うっしー、のが…ナカに欲しいな… 」
「 おもちゃでイってからな。マンネリ防止にもなるし 」
この、フジにとっては退屈な日々の中で、
俺が“白い箱”にいない間も、ディルドや他のおもちゃで遊べてイけたら結構便利だと思うのだけどな。
今はそれの練習、と言ったところか。
「 ……わかった 」
「 まぁディルドは初めてだもんな、手伝ってやるよ 」
調理を中断して、フジの方に向き直る。
「 さぁ、どうして欲しい? 」
「 っ……俺の、俺、の、ナカ……ぐちゃぐちゃに、犯してほしい、です… 」
「 めちゃくちゃにされたいの? 」
そっと、ディルドに手を添える。
「 めちゃくちゃ、に、されたいっ、れす…
うっしー、のが、欲しい、っけど、おもちゃで、イけるように…練習、しますから……!! 」
必死に懇願するその様子に、つい笑みがこぼれる。
意中の人は、俺の手の中。
そんな感じがたまらない。
「 ……きつ、すげぇきゅうきゅうしてる 」
貪欲に、ディルドを求め続ける穴。
そこに望んだ通りの刺激を与えてやる。
「 ひゃうっ、あっ、あぅっ、っ、激しい、ねぇ…うっしー、だめ、むりっ…!! 」
振動のスイッチを入れずに、ただ無表情でこすこすと奥を擦ってあげる。
「 ぐっ…あっは、あっ……もう、いっちゃう、あ!、んっ、っ、ああっ…… 」
ギャグボールのせいで、盛大に声が出てしまうフジ。
…結局のとこ、これはテクニックの問題な気がする。
「 …イけたね 」
「 わかっ、てるなら、手、手ぇっ、止めて…も、許して…… 」
「 感じてないで、こう…なんつーのかな、奥を擦るイメージでやんだよ 」
「 っう…わか、った、分かりました…… 」
その時。グリルから、ピピピと電信音がした。
「 魚は焼けたみたいだな。…ディルド、抜くなよ。今日からしばらく付けたままにしとけ 」
ちょっとした、意地悪。
再びキッチンにて、調理を再開する。
フジの喘ぎ声ほど、俺にとって美味しいものはないんだけどね。
next page ▶▶
.
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
6 / 7