アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
路地裏-4*
-
「ねぇ奏太、お酒もうちょっと飲まない?」
「悪くない」
「いつものでいいよね」
遥が足早にキッチンからウイスキーのボトルとグラスを持ってくる。
奏太としては氷も欲しいところだが、今の遥にそこまでできそうもない。
遥は奏太の膝の上に寝転ぶと、危なっかしく手を伸ばしてテーブルの上のグラスに琥珀色の液体を注いだ。
グラスは一つだ。
奏太がそれを取り上げ、一口飲む。
「僕もぉ」
遥がねだる。
奏太はまた少し口に含むと、遥にキスをした。
遥の喉がこくりと鳴る。
そうやって二三杯飲むうちに、暑くなってきた遥はセーターを脱いだ。
細い鎖骨があらわになり、奏太は舌を這わせた。
「少し痩せたか?」
「うん。だって奏太がご飯作ってくれないんだもん」
「それは……すまん」
「おしおき!」
笑った遥は奏太の股間に顔を埋める。
器用な手つきで取り出すと、小さな口一杯にそれを含み、しごきあげる。
奏太はグラスを手放し遥の奉仕を受け入れた。
「気持ちい?」
舌を使いながら上目遣いで遥が尋ねる。
「あ、あ。気持ちいいよ」
心持ち顔をそらして奏太が答える。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
4 / 5